農用地の土壌の汚染防止等に関する法律

農用地の土壌の汚染防止等に関する法律は,1970年に制定された法律です。
神通川流域のイタイイタイ病がきっかけとなって制定されました。

同法律は,農用地におけるカドミウム,銅及び砒素などの特定有害物質が一定基準を超える場合に,都道府県知事によって対策地域が設定され,土壌の復元事業を実施するものです。

土壌の復元事業にかかる費用は,原則として汚染原因者である事業者が,その全部又は一部を負担することになりました(公害防止事業費事業者負担法。1970年制定。)。